わっと~釧路湿原展望台へ

◇調査日:2020年6月17日(水)
◇所要時間:往復3時間程度

レンタサイクル利用で来館される観光客の中に、釧路湿原展望台まで行きたいという方が結構おられ、所要時間やサイクリングロードの状況等を聞かれることがあり、実際に現地を調査するため、 電動自転車と普通自転車にて、釧路阿寒自転車道「湿原の夢ロード」を走行し釧路湿原展望台までサイクリングロード調査に行ってきました。
行きは晴天で6月中旬ということもあり、気温も高くなり上着は必要ありませんでしたが、帰りはくもりで風も冷たくなりました。 釧路ならではの寒暖差があるため、暑くても上着は持参をおすすめします。
現在工事中の道東自動車道工事現場付近を通過し、警備員や迂回路等があるため通行時は注意が必要です(2023年にサイクリングロードを横切る部分の工事は終了しましたので、迂回路はなくなっています)。
その他、帰路走行中14時過ぎに市街地を走行時、下校中の幼稚園児や小学生がいるため、すれ違う際は特に注意が必要です。
今回は、野鳥やエゾシカ等の動物は目撃できませんでしたが、市街地を出ると両手に大自然が広がっていました。

わっとを出発して大通(国道44号線へ)ここから自転車道「湿原の夢ロード」まで市街地をひたすら真っすぐ走行します。

間もなく旭町の五差路交差点がありますので、そのままバイパス方向へ直進します。

道道113号釧路環状線途中、歩道と自転車道がはっきりと分離されて走りやすい区間もあります。

タンチョウのモニュメントが目印の鶴見橋を通過

鶴見橋の上から望む新釧路川

しばらく進むと左手に見えるセイコーマートから左折するとすぐに「湿原の夢ロード」入口が見えます。

サイクリングロード「湿原の夢ロード」入口へ到着

 

わっとからここまで約35分
ここ始点から湿原展望台まで約11km


鶴見パーキングのすぐ裏側を走行


夢ロード内最初のバイパスを通過

 

※冬季間はここから先は通行止め

鶴見パーキングを過ぎると、間もなくドッジボールコートがあり、鶴見休憩所に到着。
夢ロードに入ってから展望台までの途中、公衆トイレはここ1か所となります。

鶴見休憩所は、旧・雄別鉄道(1970年廃線)の鶴見駅跡。プラットホームも残っています。


右手に旧・雄別鉄道と旧・鶴居村営軌道(1968年全線廃線)の立体交差の橋台跡

 

釧路湿原道路との交差点。このルートの中で1ヶ所だけ、横断歩道が無い車道を横断する場所です。通行要注意

市街地を抜けた後はしばらくこの様な風景が広がります。


湿原道路との交差点を過ぎてから最初のバイパスの手前に釧路湿原展望台への標識がありますので、その手前を右に上ります。

湿原道路との交差点を過ぎてから最初のバイパスの手前に釧路湿原展望台への標識がありますので、その手前を右に上ります。

しばらく走行すると、本コース1番の難関とも言える上り坂になります。
登坂車線の辺りから歩道がなくなり、路側帯を走行することになります。車もスピードを出してきますので、 十分に注意して走行してください。


目的地の釧路湿原展望台が見えてきました!
向かって右側に入口があります。

◆釧路市湿原展望台に到着

展望台敷地に入りすぐ右側に駐輪場があります。遊歩道も散策できます。 遊歩道への入口は2ヶ所あり1周できるコースになっています。


最寄りの散策スポット~温根内ビジターセンター
釧路湿原展望台から鶴居方面へ行くと、温根内ビジターセンターの木道コースも散策できます。 現在木道の修復工事中で一周は出来ませんでしたが、下図の赤い矢印のコースを歩きました。木道が崩落している危険な箇所もありました。 途中で休憩を入れゆったり周ると2時間程かかりますが、普通に歩くと一時間以内でまわることができます。
※釧路湿原てくてくマップ掲載情報

6月の晴れた日の見所としては、見渡す限りの湿原の広さ、空の広さ、植物・昆虫・鳥類・動物の痕跡が挙げられます。
蝉が一斉に鳴き出す場面や、大きな声で鳴くカッコウの姿も見られます。
※6月の散策注意点
・ダニもいますので、上も下もシャカシャカした服がおすすめです。(下は裾がすぼまった物だと尚良い)
・森の中と直射日光の場所を歩くので帽子の持参をおすすめします。
・雨だと木道は滑りやすいので注意が必要です。

<公共交通アクセス>
・阿寒バス→釧路駅より約40分
 停留所「湿原展望台」で下車

帰り道

一般道路(道道53号線)から夢ロードへ入る地点。
左下に降りて行きます。

T字路を左折します。ここからサイクリングロード(夢ロード)です。遠くに日本製紙釧路事業所の高い煙突が見えますので、その方向に向かって走ります。

夢ロード始点に到着。ここからわっとまで約35分。