石川啄木は明治41年1月21日夜、旧・釧路新聞社(現在の北海道新聞釧路支社の前身)に記者として勤務するため、釧路駅に降り立ちました。当時の釧路駅は鉄道の終着駅。釧路の中心街は駅前ではなく幣舞橋を渡った対岸(現在の南大通界隈)で、駅周辺は貨物ヤードのような寂しい街でした。で、そのことを後にうたった歌が
さいはての駅に下り立ち
雪あかり
さびしき町にあゆみ入りにき
この日を記念して「釧路観光ガイドの会」が20日に、「くしろ元町フットパスを広め隊」が21日に、それぞれ「まち歩きツアー」を開きます。
「観光ガイドの会」(20日)は旧釧路駅の場所から港文館(旧・釧路新聞社屋)まで。「フットパス広め隊」(21日)は港文館前から本行寺まで。両方参加するのも楽しそうですよ。
それぞれ申込先は別ですので、ご注意を!